◆2009年9月21日(月曜日)あさぎり夕
シルバーウィークってなんですか?
どこからこんな連休が現れたんですか?
長い休みの前後というのが作家は一番忙しいんですよ。出版社も印刷所もお休みしてしまうので。おかげで、先週末は怒濤の締切ラッシュでした。
ようやくなんとか終わりましたが、まだ連休明けに渡す著者校が残ってます。
ゼーハー…。
整体師さんに見てもらったら、今までで一番凝っているとのことで、これはやりがいがあると喜々として揉んでくださってました。
どうやら目の疲れが原因だったらしく、視力の弱い側の右肩がガチガチだったんですが、今はずいぶんと痛みは引きました。
で、ともあれ仕事のご報告を。
BBN『夜明けに覇王の夢をみる』が10月19日にリブレ出版から発売になります。『秘書の愛したビスクドール』のスピンオフ作品で、もちろんイラストはそちらと同じ、かんべあきらさんです。
いつもの私の悪い癖が出てしまって妄想受になってしまいましたが、かんべさんの美しい絵がカバーしてくださっていると思います。
そういえばノベルズは大きな書店でないと置いてなかったりするんですよね。私もネットの通販で買ってしまうくらいですから。ご面倒でも探していただけると嬉しいです。
コバルト文庫の作品は11月刊ですが、たぶん10月末頃の発行になると思います。
タイトルは『先生はいつもやさしい』です。他社の作品に『先生』のシリーズがありますが、それとはまったく別物です。
イラストは穂波ゆきねさんです。
初めてお願いしたのですが、私の好みの優しくて透明感のあるすてきな絵を描かれる方です。挿絵のお仕事の多い方なのですが、原作付きのマンガも描かれています。
そして『公爵と呼ばれる男』が、お初となります角川ルビー文庫から、こちらも11月刊の予定です。
以前The Rubyに書いた作品を改稿し、その後のお話を書き下ろしました。イラストは雑誌のときと同じマンガ家の高久尚子さんです。
コバルトと角川の発売日はたぶんもう決まっていると思うのですが、まだちょっと確認が取れていません。どちらも11月頭には店頭に並ぶと思いますので、よければ両方お手に取ってみて下さい。
どちらもイラストレーターさんの雰囲気のある絵のおかげで、いつもの私のテイストとはちょっと違う感じの作品になったと思います。
発売日近くになったら随時また詳しいご報告をいたしますが、久しぶりの連続刊行で、なんとなく作家らしい気分になれて、ちょっと嬉しいです。