2009年3月

 


◆2009年3月6日(金曜日)あさぎり夕

すみません。なんか日誌は一カ月に一度のご挨拶になってしまいました。

『女王陛下』スペシャル本用のショート小説が先月末にようやく仕上がって、これで何とか発売のメドがつきました。
4月10日発売、『女王陛下のお庭番』新装豪華本というのが正式名称のようです。

新装版なのでまだまだ本格復帰とはいきませんが、去年の夏以来、雑誌以外では8ヶ月ぶりの刊行物ということになります。ずいぶん長いこと休んでいたんだなとつくづく実感しました。

『ダイヤモンドに口づけを8』のほうは色々調節中ですが、ハッキリしたことはもう少しお待ちください。
フォームでいただいたメッセージの中に3月発売との情報をゲットされた方がいらっしゃいましたが、今のところ4月以降になると思います。
3月発売というのは、たぶんそれくらいに発売できればいいと編集部が理想として考えていたスケジュールで、それが書店さんのほうに流れてしまったものだと思われます。急な延期だったもので発行スケジュールの調整も簡単にはいかないようです。
ともかく脱稿はしているので、もう少しお待ちください。


さて、もう3月ですね。
雛祭りは過ぎてしまいましたが、毎年我が家では雛人形を飾っていました。今年はもうそれどころではないということで、人形供養してくれるところにでも送ろうかと、あれこれ思案していたのですが。
母が近所の保育園に雛人形をもらっていただけないかと相談にいったところ、そちらにはもう虫食いでぼろぼろの物しかないということで、我が家の雛人形は無事に保育園にお嫁に行きました。

古い物ですが毎年母が虫干しをしていて十分鑑賞に堪える7段飾りです。
差し上げた後、保育園で飾った様子を写真に撮ったものを、園長先生と園児の代表さんが、わざわざ我が家に届けてくださいました。
園の子供さん達にもとても喜んでもらえたようで、写真といっしょに幼い字でお礼の手紙が添えてありました。
3月になると恒例のように我が家を彩ってくれていた雛人形は、これから地域のお子さん達を楽しませてくれるのでしょう。

こうやって一つ一つ慣れ親しんだ物がなくなっていきますが、色々な問題が少しずつ片づいている証拠でもあるので、今月はちょっと真面目に仕事をせねばと思っています。

これからコバルト文庫の仕事に入るので、またしばし沈黙するかもしれませんが、気長にお待ちいただけると嬉しいです。