2008年4月

 


◆2008年4月8日(火曜日)あさぎり夕

4月ですね。

我が家の近所には小学校や神社があるので、毎年桜の時期には周囲を散歩して一人で花見と洒落込むのですが、今年は忙しくてそれもできませんでした。
事務所にいく途中に、一本満開の桜の木があって、それを見ただけでした。哀しいです。

先週末にコバルトのイラストは終わって、編集部にお渡ししました。今は一色イラストも部分的にデジタルを使っているので、すべてを手描きでやっていたころよりちょっとばかり時間がかかるのですが、ペン先にすら焦点が合わない状態では、どこまでも拡大できるデジタルはありがたいです。

で、あまりに見えづらいので、昨日、眼鏡屋に行って来たら、やはり視力が落ちているとのことで、仕事用と遠距離用の眼鏡を作り直してきました。
最近じゃ、映画を見にいっても字幕の字が見えないという状況だったんですが、眼鏡をかけても0.4ほどだったとかで、そりゃあ見えないわけだわ。
今度は0.8くらいには合わせたので、少なくとも遠くは見えるようになるはずです。

問題は仕事用の眼鏡の方なんですよね。こればかりは実際に仕事で使ってみないとわからないので。25センチくらいのところに焦点を合わせたので、少しでも見やすくなっているといいんですが。
それにしても、何歳になっても視力って落ちるんですね。

今はリブレ出版のB-PRINCE文庫の仕事をぽちぽちとやってます。2000年ころにパレット文庫で出版した作品の出し直しなので、手間はかからないだろうというつもりで引き受けたのですが、甘かったです。
あまりに文章が稚拙すぎて、今さらながら8年という年月の残酷さが身に染みてます。

パレット文庫のときには自分でイラストをつけたのですが、今回は他の方にイラストお願いしたこともあって、その方の絵のイメージに合わせて少々手直しをしようかと、そのくらいに思っていたのですが。
いざ仕事にかかってみたら、あまりに小説自体が下手で、これはもうちまちま直してもどうしようもないと、年齢、性格、基本設定まで大幅に変えて、全改稿してます。
おかげで新作を書き下ろすほどに時間がかかってしまって、予定が狂いまくりです。

8年前、勢いだけで書いていたんですね。