2007年12月

 


◆2007年12月16日(日曜日)あさぎり夕

うわ〜、ふと気がつくと12月も半ばを過ぎてしまいました。
コバルト文庫2月刊の仕事を終えて、ここしばらく新たに導入したパソコンと戦っていたんです。

自宅用にMacProを入れました。メモリもたくさん積んで、これで作業は楽々とか思ってたのに、たいしたことはしてないのに突然メモリが足りませんとの表示が出てしまって、PhotoShopに割り当てる分を推奨の限界まで上げたらなんとか動いてくれたんですが、何がおこったのかわからなくてひやひやものでした。

スキャナは、以前はA4サイズのを使ってたんですが、大きな原稿になると二度に分けてスキャンしなきゃいけなくて、今度はエプソンのA3サイズまでスキャンできるものにしました。
機械自体がデカイとは聞いてたんですが、本当にデカイです!
タブレットはワコムの入力エリアがA4サイズのものを。これもデカイです。ファンクションキーをカスタマイズできて、けっこう便利。
モニタはナナオのプロ仕様のものです。液晶もきれいになりましたね。薄型になったので、これは場所を取らないのが嬉しい。あまり目も疲れないです。

と、色々そろえて、プリンタだけは後回しにしていたのです。理想的には、カラー用にはインクジェットプリンタ、モノクロ用にはレーザープリンタを使うのがいいらしいのですが、ただでさえデカイ機械ばかりが置いてあるのに、この上プリンタ2台だと置き場に困るし、プリンタは事務所にもあるし、じっくり考えようかなと。

ところが、慣れないハードやソフトと格闘のあげくできあがったデータをプリントアウトしようとしたとたん、事務所のMacG4も、なぜかメモリ不足で動かなくなってしまったのです……(T_T)

週明けには原稿を渡さなければならないし、データ入稿だからプリントアウト原稿は、雰囲気を見るためと指定のためだけのものなので、あれこれ悩むだけ無駄だと、翌日にはプリンタを求めて近所の量販店に飛び込みました。
とにかく今すぐに手に入って、自分で家まで持ち帰れるものならなんでもいいと、一番小さくて軽いものを選んだら、なんと6480円!
レジで、一瞬「え?」とか言っちゃいました。

紙受けのトレイさえない、値段も仕様も玩具のようなプリンタは、重くて頑丈でデカくてそれなりにお値段の張るプロ用機種に囲まれて、なかなか快適に動いてます。
小さいのでデスクの上に置けるし、ブラック用インクが滲みの少ないと言われている顔料インクで、モノクロ原稿用の試しができるのも、よかったです。

なまじ高性能を唱っているプリンタが、勝手に自然な色合いにしてくれて、かえってデータと色が違ってしまっていたもので、見本刷り用のカラープリンタに関しては、それほど性能にこだわる必要はないんだなと思った昨今でした。