2007年11月

 


◆2007年11月7日(水曜日)あさぎり夕

11月になりましたね。
またまた一ヶ月ぶりになってしまいました。

今月は、リブレ出版の方で、『秘書の愛したビスクドール』発売記念フェアをやっていただいてます。
リブレ出版のホームページのアンケートに答えていただくと、抽選で5名様に『秘書の愛したビスクドール』のサイン本をプレゼントさせていただきます。アンケートの内容は『ダイヤモンドに口づけを』関係なのですが、ご協力いただけたら嬉しいです。

それから、『秘書の愛したビスクドール』の発売と同時に、リブレ出版発売の私のノベルズを、指定された書店でお買い上げいただくと、『あさぎり夕エロティックペーパー』なる無料ペーパーがついてきます。
『ビスクドール』の攻キャラ氷室のコメントと、ミオ&陣野のホワイトデーネタのショート小説を書き下ろしました。
A4の紙の両面にびっしりという、お得なペーパーですが、枚数と配布書店にかぎりがあるので、ご希望の方は所定の書店でお早めにお買い求め下さい。

詳しいことは、リブレ出版のホームページ『b-BoyWEB』と携帯サイト『b-Boyモバイル』でお知らせしているので、そちらをごらんください。


さて、話題転換。
昨日はへろへろの状況で、『美しいひと』ドラマCDのアフレコにいって参りました。
うー、朝がつらかったです。今はすっかり夜昼逆転生活になってしまった私にとっては、寝る時間に起きるようなものですから。でも、アフレコ自体はとっても楽しかったです(^-^)b
主なキャストは次の方々です。


小谷里久   神谷浩史さん
周防カイエ  三木眞一郎さん
金城(家主) 堀内賢雄さん
白川智哉   平川大輔さん
八角 丈   中村悠一さん
小谷栄樹   千葉進歩さん


里久役の神谷浩史さんは、今回初めてボイスサンプルを聴かせていただいて、さほど悩むことなくこの方のお声ならイメージに近いのではと感じたのですが、本番を聴いたら想像以上に合っていて驚きました。
なんというか、キャラの解釈がとても自然で、それでいて「こうきたか」という意外性もあって、巧いなぁと感心し通しでした。

それほどコメディーを意識して書いたわけではないのですが、カイエ役の三木さんとの掛けあいも実にテンポよく決まっていて。
私自身、男同士がポンポンと言いあうシーンが好きでBLを書いているようなところがあるので、実際に声で演じていただくとこうなるんだと、改めて感じることができました。
今回は珍しく濡れ場が少なくて、そのぶん普通の会話がたくさん聴けたもので、よけいにその楽しさが味わえたのかもしれません(笑)。

カイエ役の三木眞一郎さんは何度かドラマCDに出演していただいているのですが。天野悟以来、今回で五人目になるのかな?
やっぱり三木さんのお声だなと思いつつ、でも、以前演じていただいたどのキャラとも違って聴こえるところがすごいんですよね。
とにかく演技が達者な方なので、安心してお任せできるし。美形でクールで知的で、でも、優しくてというキャラには本当にはまるお声なんですよね。

家主の金城役、堀内賢雄さんは、以前に一ノ関の御大をやっていただいた方ですが、脇はベテランさんに締めていただきたいので、二度目ですがお願いしました。
今回のキャラでは一番の低音ですが、やっぱりいいお声です。
どうやら、家主はよれよれオヤジだと思ってらっしゃったようで、最後にイラストをご覧になって、「いい男だったんですね」とおっしゃってました。

白川智哉役の平川大輔さんも、コバルトの全サCDに一度出ていただいたことがあるのですが、『ロード・オブ・ザ・リング』ファンの私としては、オーランド・ブルームの吹き替えの方という印象が強く、里久をかばって栄樹に立ち向かうところなど、「おお、レゴラスだ」と思わずニヤリとしてしまいました。

八角丈は、私の作品には定番の、ドラマCDには一番向かない無口タイプなもので、とにかくセリフが少ないんですよ。そのぶん存在感が必要なので、ボイスサンプルの中から印象的なお声だった中村悠一さんにお願いしました。
ボソリと呟く一言が利いてますよ。

里久の兄貴、小谷栄樹役の千葉進夢さんも主役を張って当然の声優さんですが、脇役にこそ演技力のある方をというのが私のポリシーなもので、本当にもったいないような布陣を敷かせていただきました。
この贅沢な要求を聞いてくださる音響監督さん始めとするスタッフの方々には、感謝してもしきれません。いつもありがとうございます。

ランティスから12月の26日頃の発売です。
よかったら聴いてみてください。エロが売りの私の作品にしては、濡れ場も攻めゼリフも少ないですが、そのぶん内容はたっぷりです。