2007年9月

 


◆2007年9月21日(金曜日)あさぎり夕

うわ〜、一月以上も更新してませんでした。
このところ毎度のように言ってますが、どんどんスケジュールが押してまして。

今回のコバルト文庫は、他の方にイラストをお願いしているので、読んでキャラを作っていただくぶんだけ早めに渡さなければいけないのに、過去最高に引っ張ってしまって、けっこうやばかったです。

イラストはマンガ家の山田ユギさんです。
以前、小説b-Boyで対談させていただいたことがあるのですが、私が少女マンガを描いていた時代に読者さんだった方で……てか、最近の仕事関係者は、担当さんにしてもそうなんですが、年代的に私が少女マンガを描いていたころの世代なんですよね。
つまり、皆さんその当時、小学生だったわけで。
ああ……光陰矢のごとしですね。

私、ユギさんの絵なら、クール受、へたれ攻と思っていたのですが、当時はヘタレの攻が書けなくて、いずれ書けるようになったらお願いしたいなと常々思っていたのですが、ようやく念願が叶いました。
タイトルは『挑発のルポライター』。
編集&新聞記者崩れのルポライターの話です。

で、コバルトの仕事が終わったあとに、11月発売のBBN新刊、かんべあきらさんにイラストをお願いした『秘書の愛したビスクドール』との発売合わせで、小説b-Boy11月号に載るショートストーリーを書いていたのですが、たかが三段組7枚に5日もかかってしまいました。

最近とみに集中力が落ちてきてますね。
いけない傾向なんですが、これはもう歳のせいだからどうにもならないですね。体力や精神力が持たないこともあるんですが、必死になって書かねばという気がなくなってきてるんです。
ある意味、達観しつつあるというか。焦ってどうなるものでなし、みたいな。

仕事中にもかかわらず、ネットの無料ゲームサイトで呑気にゲームなんかやったりしてます。
私、ゲームは嫌いだったので――というより、自分には必要のないものだと思っていたのですが、なんかいきなりはまってしまいました。

あ、でも、RPGとかじゃないです。
最初は陣取りゲームから始まったんですが、トランプ、オセロ、さめがめ、テトリスと、実にシンプルなものばかりで。ここ一ヶ月ほど、編集さんと電話で打ち合わせしている最中とかにもやってました。

というのが、つい昨日までの話で、さすがにもう飽きました(速っ…!)。
テトリスでどうしても攻略できない盤面があって、あんまり苛々するのでやめてしまいました。
歳のせいで焦らなくなったと言いつつ、やはり短気というか、飽きっぽいです。

このあと、ちょっと細々した仕事をしてから、来年2月発売予定の『ダイヤモンドに口づけを7』の仕事にかかります。

他の方のイラストの作品が続きますが。絵の描き方を忘れないように、コバルトの2月刊はまた自分のイラストになります。
ああ……キャラの顔が。というより、もう猫シリーズの世界観では限界なので、こっそり久住が出てきたりしない、まったく別の話になると思います。