2007年7

 


◆2007年7月5日(木曜日)あさぎり夕

7月になってしまいました。
でも、まだ先月分にすませておく予定だったイラストの仕事が残ってます。
このままでは8月いっぱいまでの仕事がかなり必死な状況になりそうです。

で、話題は変わりますが、お仕事予定に『エロとじ』というアンソロジーを入れ忘れていました。
中身はタイトルのまんま、過去に小説b-Boyに掲載された色々な作家さんのエロとじと、書き下ろしの新作も何本か入っています。全部で13本、とにかく色々なシチュエーションのエロがてんこ盛りの一冊です。

私の作品は、かんべあきらさんにイラストをお願いした『縛めの白薔薇』です。

でも!
これ、店頭で買うにはひじょうに勇気がいります。
どピンクでキラキラの表紙に大きく『エロトジ』のタイトルですから、勇気を出してレジに持っていけるかどうか、BLファンの度胸を試すために編集部が仕掛けた一種のプレイのようです(笑)。

『縛めの白薔薇』は雑誌掲載時にも袋とじだったので立ち読みもできなかったし、さらにアンソロジーが羞恥プレイ本となると、これまた買うのも立ち読みもしずらいです。その上、お値段も高いので、よほどエロに興味のある方でないと、お手にとってくださいとはちょっと言いづらいです。
アンソロジーは販売期間が限定されている雑誌とは違うので、そのうち棚差しにでもなったころに、本屋さんの片隅でこっそりと見てみてください。

それから、『縛めの白薔薇』はノベルズにというお話もあったのですが、同い年というあたりがネックになってしまって、ショートならともかく一冊分に膨らませるのはちょっとつらいなという感じなので、この作品を下敷きにして鬼畜秘書×落ちぶれた御曹司物を書かせていただくことにしました。
イラストは同じく、かんべあきらさんです。

今月はその仕事にかかります。『エロとじ』には手を出せないという方、そちらをお待ちください。

***b-Boyアンソロジー エロとじ
   本体価格1048円+税