2007年1

 


◆2007年1月19日(金曜日)あさぎり夕

突然ですが、日誌の文章の体裁をちょっと変えてみました。段落の一文字目を空けていたんですが、今度からは詰めて書こうかなと。

新しいMacBookで『夕らんど』を覗いてみたら、液晶画面を含むパソコンのハード面の進化と、たぶんネット環境の変化のせいもあるのでしょうが、全体的なイメージがサイトを立てた当時とは違ってきてしまって、このほうが読みやすいかなと思ったもので。

そういえば最近口調も変わってきてるんですよね。自分を『あさぎり』と書くのもやめたし。これはもう私自身が歳を食ったせいで(笑)、自然と落ち着いた感じになっていってるんだと思います。
喜んでいいものやら…(^^;A

さて、お仕事の話です。
今は雑誌の小説を書いてます。リブレさんの小説ビーボーイに掲載されるミオ&陣野の夏編です。
『ダイヤモンドに口づけを5』の直後のお話になりますが、詳細は追ってまたということで。

最近ちょっと仕事の予定を書くのが怖いんです。
今となってはそんなこともあったわねと遠い昔のことのように思えてしまうのですが、昨年、本当に色々ありましたから(^^;;;

あ、そういえば、昨今のBL界は花嫁ブームなんだそうです。結婚ネタは定番ではあったんですが、ブームと言われるほどのものなんだろうかと、ちょうどネットを始めたところだったので、軽く検索をかけてみたら、タイトルに花嫁がつく作品が想像以上にたくさんあって、花嫁衣装のイラストの表紙もあちらこちらで見かけて、ちょっと驚きました。

実は以前、私の作品は、攻が受を女扱いするところが嫌いと言われたことがあったもので。陣野がミオを完璧に花嫁扱いするシーンは、私的には萌えのシチュエーションなんですが、嫌う人はけっこういるだろうなぁと思っていたんです。
でも、女装も結婚ネタも夫婦物も想像妊娠(笑)まで書いてしまったからには、あとは小夜子お母さんの息子のウエディングドレス姿を見たい願望(もちろんそれは私の願望・笑)を達成するしかないと思ったもので、開き直って書いてしまったんですが。

それでも、陣野×ミオのウエディングドレスHは、もしかして敬遠されるパターンかもしれないと覚悟してたんですが、そんな葛藤がウソのような花嫁ブームの到来なのでした。
BLの世界も変わっていくんですね。

タイトルに『花嫁』はついてませんが、帯には毎回必ず担当さん苦心の作の『花嫁』と『愛』のロゴが飛び交うベタな展開の花嫁物『ダイヤモンドに口づけを5』、今日発売です。
1・2巻の新装版も同時発売してます。
よかったらお手に取ってみてください。


追記。
で、最初に女装を描いたのはいつだったかなと考えてみたら、『ちょっぴり危険なラブ口座2』でした。なんと27年前の作品です。でも、女装したあげくに男に迫られるパターンは当時から健在なのでした(笑)。


◆2007年1月1日(月曜日)あさぎり夕

あけましておめでとうございます<(_ _)>
2007年ですね。
やー、なんかついこの間2000年問題がどうのとか言っていたような気がするのに。あっという間に月日は過ぎます。

早速、今月発売の新刊についてのお知らせします。
『ダイヤモンドに口づけを5』は全編書き下ろし。マスカレードに仕掛けられた罠ってことで、正実兄ちゃんや4巻で登場した胡散臭いあの男も出てきます。もはや恒例となってしまったカバーイラストのコスプレは、ドレス姿のミオ&軍服陣野バージョンです!

そして、新装版『ダイヤモンドに口づけを』には、旧出版社の携帯用に書かせていただいた『ダイヤモンドの瞳』という、初めてミオに出逢った時の陣野サイドのお話に加筆修正したショート小説『花嫁の濡れた瞳』がプラスされてます。
新装版『ダイヤモンドに口づけを2』にはマクシミリアンとイザークが主人公のショートを書き下ろしました。ついでにちょっと遊び心でウォルフヴァルト大公国の年表っぽいものをつけてしまいました。

1月19日、三冊同時に発売いたします!

それにあわせて期間限定のキャンペーンを行うそうです。
1・2・5巻を読んでパスワードを完成させると、リブレ編集部ホームページのスペシャルショートが楽しめるというものです。詳しくは19日発売のノベルズの帯をごらんください。

それから応募者全員サービスというのがあります。これは4巻の最後のページに詳細が載っていますが、ノベルズについている応募券が必要です。締め切りは1月19日必着です。豪華執筆陣によるエロティックショート満載の小冊子とクリアファイルとのことです。私はミオ&陣野のハネムーンの一夜を書きます。
興味のある方はこちらもどうぞ。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします!